こんにちは、モジュールホームで現場監督を務める尾下です。
現在、福井市で「軒の深い平屋」を建築中です。
このブログでは、その現場の様子を少しだけお伝えするとともに、軒の深い家のメリットなどもご紹介いたします。
○軒の深い家のメリットとは?
まず、軒の深い家の一番の魅力は、季節に応じた快適な室内環境を保てることです。
特に、福井のように四季がはっきりしている地域では、この設計はオススメでもあります。
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夏の涼しさと冬の暖かさに
深い軒は、夏の強い日差しを遮るため、室内の温度上昇を抑えてくれます。
エアコンの利用もコントロールしやすいといったメリットがあります。
また、冬には低い角度から入る太陽の光をうまく取り入れることができるので、軒の浅い家に比べて、室内が暖かく感じられます。
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雨風から家を守る
軒が深いことで、外壁や窓を雨や風から守れるので、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。
福井のように降水量が多い地域でも、安心して過ごせる家づくりが可能です。
多少の雨であればそれ程気にならないので、軒下のスペースを有効活用できるのも魅力の1つと言えます。
3.幅の広いウッドデッキを採用して、外への繋がりを
深い軒の家の場合、ウッドデッキも通常より幅が広いものを採用することができます。
そのため、LDKから外や庭への繋がりに一体感が生まれ、「抜け感」が全く変わってきます。
幅の広いウッドデッキは、寸法以上にLDKをより広く感じさせてくれます。
4. プライバシーの確保
軒の深さがあることで、道路に面した窓からの視線を遮ることができ、プライバシーを保ちながら開放感のある生活を希望される方にはピッタリです。
ここに庭や植栽などの外構も併せて施工することで、よりプライバシーを確保した家をつくることができます。
○現在の現場の様子
こちらの画像でもご覧いただけるように、木材をふんだんに使ったナチュラルなデザインが特徴です。
特に軒の部分は、しっかりとした作りで、家全体に温もりを感じられるよう仕上げています。
現在は、大工工事の真っ最中ですので、完成まではまだしばらく時間がかかります。
予定では建物は年内の完成、外回りの工事は雪が溶けた来春頃を予定しています。
内覧会のタイミングについては、まだ検討中ですので正式に決まりましたらHP等でご案内したいと思います。
○モジュールホームならではの家づくり
モジュールホームでは、「心地よく美しい佇まいを」を全体テーマに、さまざまなコンセプトの家づくりを大切にしています。
今回の軒の深い平屋では、シンプルでありながらデザイン性・周回性を中心に設計した事例です。
もちろん、気密性や断熱性などは高水準値を確保できるように職人たちも施工していっています。
私たちの強みは、いい意味で、普通にいい家を建てられることだと思っています。誇張し過ぎることなく、1つ1つ丁寧に仕事をすること。
20年以上も地元の福井で仕事ができていることが1番の自慢かもしれないです。
○まとめ
工事は順調に進んでおり、完成に向けてさらに施工を進めていきます。
軒の深い家は、見た目の美しさだけでなく、快適さや家の保護、さらにはプライバシーの確保など、多くのメリットがあります。
ぜひ、完成した際には内覧会にお越しいただき、その魅力を直接感じてみていただけると嬉しいです。
今回のブログは、モジュールホームの現場監督の尾下が担当しました。
ありがとうございます。