オリジナルの「造作家具」。そのメリットとデメリットは?

最近、多くの方から「造作家具を取り入れたい」というご相談をいただいています。

オーダーメイドの造作家具は、お部屋全体のコーディネートを統一でき、個性的な空間を演出するのに最適です。

しかし、造作家具の利点や注意点を十分に理解していらっしゃるでしょうか?

このブログでは、福井で新築住宅や注文住宅を検討中の方に向けて、造作家具のメリット・デメリットを詳しく解説し、モジュールホームが提案する考え方や製作プロセスについてご紹介します。

新築やリノベーションをお考えの方に参考になれば嬉しいです。

■そもそも造作家具って何?

造作家具とは、空間のサイズや用途、デザインに合わせて一から設計・製作されるオーダーメイド家具のことです。

一般的に壁や床に固定されることが多く、現場で大工が製作するものと、家具工場で職人が製作するものに大別されます。

■大工が現場で製作する家具の特徴

内装材と統一感を持たせたデザインが可能です。また、 現場寸法に合わせてフレキシブルに調整できるため、デッドスペースが生まれません。

 

■家具工場で製作する家具の特徴

精密で凝ったデザインが可能です。現場に搬入して設置するため、後の移動や撤去が比較的簡単です。

 

■造作家具のメリットとデメリット

造作具家具を採用するメリット

  1. 無駄のない空間活用
    寸法にぴったり合わせて設計されるため、デッドスペースができません
  2. 体格に合わせた設計
    キッチンやデスクなど、使う人の背丈に合わせて調整できるので、市販品よりも使い勝手が良くなります。
  3. インテリアとの調和
    建具や内装材と統一感を持たせることができ、空間がより洗練されたものになります。
  4. 耐震性
    壁や床に固定するため、地震時の転倒を防ぎます。
  5. 掃除がしやすい
    市販品を置いたときと比べると無駄な隙間がなく、ホコリやゴミなどが溜まりにくいため掃除も簡単です。

造作具家具を採用するデメリット

  1. 時間がかかる
    設計から製作まで時間がかかりますが、事前にご希望やイメージを制作者側と共有しておくことが大切です。
  2. コストが高くなることも
    市販品と同じようなサイズ・デザインで製作する場合は、割高になる可能性があります。
  3. 移動や撤去が難しい
    内装の一部として固定して設置するため、入替などには不向きです。また、完全撤去時には補修が必要になることもあります。

 

■モジュールホームが提案する造作家具の考えかた

造作家具の設計・製作は、施主のこだわりが反映でき、使い勝手や仕上がりの満足度は市販品とは全く違います。

造作家具を採用されたお客様は、その数だけ満足度が上がっています。

当社が造作家具を提案する際に、大切にしていることを以下にご紹介します。

 

  1. 生活スタイルをお聞きします

どのような生活を送りたいか、日常生活のルーティーンなど自由にお話しください。

間取りのご希望と一緒に、どのような造作家具があるかイメージしてみてください。

できる・できないはこの時点で考慮しなくて結構です。あくまでもイメージをお話しください。

 

  1. 収納したい物や量を教えてください

例えば、本棚。1つの棚に置く本の大きさ、数などをイメージしてみてください。

耐荷重を越えてしまうと棚板が歪む原因となります。

最近は、無印良品さんやIKEAさんの収納BOXなどに物を入れて、そのBOXごと収納できるようなご相談もあります。

このような場合は、BOXの現物を持参いただけるとより正確な造作家具の設計ができますので、ぜひお持ちください。

 

  1. 見せる収納と隠す収納

見せる収納と隠す収納についてのご相談も大切にしています。

うまく組み合わせることで、実用的でありながら美しい空間を作ることができます。

また、家全体のデザインとのバランスも大切ですので、床・建具・クロスなどのインテリアデザインとの調和を図るような提案をしています。

■造作家具は信頼できる会社に依頼することが重要

造作家具をうまく活用できれば、より上質な家と満足度の高い生活につながります。

モジュールホームでは、デザインと技術力を活かし、高品質な造作家具の製作に務めています。

また、お客様一人ひとりに向き合い、最適なプランを提案することを大切にしています。

造作家具を検討中の方は、ぜひモジュールホームにご相談ください。

心から居心地の良さを感じてもらえるような住まいづくりをサポートいたします。