快適で心地よい住環境を実現するには、住まいの素材選びがとても大切です。
近年、健康や環境に配慮した”自然素材住宅“が注目を集めています。
今回は、自然素材の魅力とメリットを中心に、注意点などもご紹介したいと思います。
そもそも自然素材とは
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自然素材の住宅とは、木材や無垢の羽目板、土など天然の素材を主に使用した住宅のことを指します。
化学合成された素材はできる限り排除し、体に優しい自然素材にこだわって建てられたものです。
人工の素材とは違い、経年とともに深みのある表情へと変化していくのが大きな特徴です。
メリット1. 健康的な住環境
自然素材は調湿性に優れ、適度な湿度を保つことができます。
結露によるカビやダニの発生を抑え、シックハウス症候群の原因となる化学物質の影響も排除できます。
環境負荷も少ないため、安心して過ごせる家だと言えます。
メリット2. 自然の恵みに包まれる
木の香りや石の肌触り、土壁の温もり。自然の要素を五感で感じられるのが、自然素材ならではの魅力です。
人工素材とは一線を画し、穏やかで落ち着いた雰囲気に包まれます。
周囲の自然環境とも調和し、住めば住むほどに味わい深く愛着のある家になってきます。
メリット3. 個性的な外観デザイン
サイディングなどの工業製品とは違い、自然素材の表情は一つひとつ異なります。
木の木目、羽目板の素朴な風合いなど、世界に一つしかないデザインに仕上がります。
当社ではポーチに豆砂利をよく使用しています。タイルより滑りにくく、高級な雰囲気を演出できるからです。
また、自然素材は汚れが目立ちにくいのも特徴で、メンテナンス性にも優れていることもメリットの1つです。
デメリットもあります
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自然素材の魅力は多いものの、デメリットもあります。コストが一般的な住宅より高くなりがちなことです。
また、素材によっては傷がつきやすいものがあり、豆砂利などは剥がれることもあります。
採用する前にメリットとデメリットを確認してから素材を選定することをおすすめします。
コストについて
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自然素材は希少価値が高く、一般的な住宅より10〜20%程度コストが高くなる可能性があります。
予算との兼ね合いをしっかり考慮して打ち合わせを進めることも大切です。
定期的なメンテナンスが必要
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自然素材は経年変化に富むため、美しい状態を保つにはメンテナンスが欠かせません。
フローリングのワックスがけ、左官壁の補修など、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
ただ、あえて経年変化を”味わい”として捉える暮らしかたも悪くはありません。
人間が年齢をかさねると笑ジワが増えるような感覚です。
味わい深く、家と一緒に歳を重ねていく。暮らしかたには正解はなく、自分たちらしい暮らしかたが1番だと思います。
適切なメンテナンス方法
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ご参考までにメンテナンス方法をいくつかご紹介します。
・無垢材フローリングの耐久性アップには、年1回のワックスがけが有効
・左官塗り壁のひび割れは、漆喰で穴を埋めて補修
・羽目板の外壁は定期的な塗り替えで長期間美しい状態が保たれます。部分的な補修も可能です。
自分たちでできることは自分たちで。難しい場合は、私たちのような工務店にご相談ください。
お子さんたちと一緒にメンテナンスに汗を流すこともいい思い出になるかもしれません。
自然の恩恵に満ちた、心地よい住まい
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木の香り、経年変化を楽しむ。自然素材をふんだんに使用した家での暮らしは、毎日がそんな心地よさに包まれています。
また、周りの景色との調和も意識することも大切です。
景色と一体となった住まいは、時を経るごとに愛おしい表情を見せてくれます。
四季を感じ、環境に寄り添いながら、永く一緒に歩く相棒のような存在です。
自然素材を多用すれば、メンテナンスに手間も費用もかかるかもしれません。
しかし、自然の恩恵に寄り添う作業でもあります。
手入れを惜しまず、丁寧に向き合っていくことで、きっと見返りは大きいと思います。
自然素材の家づくりに興味がある方は、モジュールホームに一度ご相談ください。
私たちの家づくりも「自然素材」「木」をふんだんに使用した提案、「庭のある生活」「植栽」に関しても力を入れています。
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